諦めたくないあなたへ。中高年が肉体改造に取り組む際の、成功の秘訣
足と歩行の未来開発ラボ、代表の井手口です。ご訪問くださり有難うございます。
本日のブログは、「諦めたくないあなたへ」お届けします。
半年ぶりにアシタスタイルサロンへ、
・3Dインソールの更新
・シューズのオーダー
・フットチェック
で、ご来訪のYさんのお話です。
Y「家での仕事に変わったら、最近、急に肥ってきちゃって。以前のパンツやスカートが入らなくなってワンピースとかカラダを隠せる服装になってます。
さすがにマズイと思いジムに通い始めました。
歩くマシーンでスピードを上げると足首や膝が痛くなってしまうからゆっくりでしか歩けないし、どうしたものかと。
そもそもこの歩き方で良いのかな?って思いながらも、どうしようもないからなんとなくで動いてたんですよねー」
井「Yさん。ジムに通おう!運動せねば!その向上心、素晴らしいわ!
実はYさんだけじゃないんですよ。最近、同じような方が何人もアシタスタイルへいらっしゃるようになりました。
Yさんが仰るように、ただ歩いても効果的ではない、は本当にその通りで、自己流の歩き方では今のままです。
いま、闇雲に運動しても足首や膝やを痛めるだけですから、段階を踏んでいきましょう。
体型を変えたければ歩き方を根本的に変えていかないと。
もっと言うと、歩き方よりも、先に、立ち方の修正が必要ね!」
Y「やっぱりそうですよねー!
歩き方よりも、立ち方、うんうん。なるほど。
20代の頃はまだ良かったんだけど30代半ばに向かっていくと明らかに身体が変化してきてる。
特に、お腹!
アシタスタイルさんで足の不調はなくなって、キレイな爪に生え変わって、ちゃんと地面踏めるようになって体調も良くなって、冷えなくなってた。
けれど、その次は靴だけじゃ難しいですよね。」
井「そうね。靴は状態を保てるから現状維持はできるけどね。
さらに変えたいなら、新しい情報を入れて何か行動しないとですね。
お腹肥りがあるなら、今後は腰を痛める可能性大です」
井「Yさん、このグラフご覧になってみてください。
アシタスタイルでは健康=身体の平常運行、と、考えます。
平常運行は、電車や、自動車と同じ考え方です。
ですから、肉体が平常運行するために、まずは土台である足を適切に整え、痛みや不調を無くし、正常に変え、「安心・安全・快適」を当たり前にします。
↑
これが、足づくり。
この平常運行は、ニュートラル・ゼロ。
「体調まぁまぁ」「特に問題ない」の状態です。
ネガティブ方向へ、疲労(No good)不快(Bad)不調(Worse)絶不調(Worst)へ、自分をマイナスへ落とし、自信を無くし、落ち込み、老いていき、ただただ死へ向かうのか?
それとも、ポジティブ方向へ快適(Good)良好(Better)好調(Best)絶好調(Zone)へと、自分を向上させて、身体を通して喜びを感じ、生きる(=Live)を選ぶのか?は、自分次第なんですよね。
もっと好調を得たいなら、この平常運行「体調まぁまぁ」「特に問題ない」の時に手をかけて、向上させることなんです。
ここからが、身体づくりね!」
Y「なるほどー!確かに。
今の私の状態って、ここら辺かも。
平常運行からちょっぴり下がった、No Good、あたりかなー。」
井「そうですよね。
だから、Yさんには、こっちのプラスの方に行って欲しいの。
死活問題だったトラブルが消滅し『不調が消えた~!』」『痛みが消えた~!』が起こったら、次は、悩みを消滅させる段階に入っていく、というわけです。」
井「歩くスピードを上げた時に、足首や膝に痛みが出るのなら、足首や膝に頼り切っている身体なのだから、足首や膝が痛まない歩き方に変えないと!ですよね。」
Y「そっか。それ、知らないとヤバいですね」
井「そういうことです。
じゃあ、せっかく入会したジムでの運動時間を、効果的に活かせるようにしましょうよ。
身体が外へ外へと開いていくと、骨盤が締まらない状態だから、このままでは、膝だけでなく、股関節も腰もヤバくなりますから、ご自分の「骨」の位置を、ご自分でしっかりと自覚しながら、身体の使い方を変えていきましょう!
繰り返し練習して、身体に覚えさせ、Yさん自身は意識をしなくても、身体が勝手に動いてくれるところまで、定着させることがポイントです。
歩き方よりも先に、立ち方の練習ね!」
そうやって、Yさんと、身体を動かしつつ、足の骨格標本とご自身の足とを見比べてもらいながら、足がどんな風に支えると、身体はどんな位置に来るか?なぜ膝が痛むのか?なぜ足首がぐねるのか?を確認しながら、痛みが出ない本来の姿を伝授し、「身体で掴む」を大切に、立ち方、支え方の練習をしました。
Y「ふくらはぎが、めちゃくちゃ筋肉痛です!
今までぜんぜん使ってなかったのが明らか!
だから浮腫んでたんですね!
お尻が真ん中に寄って締まってる!
やばい」
井「うふふ。こんなにしっかり身体に効く感じ、面白いですよね。
暑くて汗だくになります。
運動っていえるほどの運動なんてしていないのに、ですよ。
これが本来あるべき身体の姿です。
ちゃんと動かせるようになると基礎代謝も上がって来るし、体幹がしっかりしてくるから、疲れなくなるしねー」
Y「え!
これって、もしかして、頭皮マッサージ要らなくなる?!あれ、面倒なんだよなー」
井「そうです!そうです!
私たちの身体は、一枚の皮の中に包まれていて、脂肪も皮膚も重たいから、筋肉で引っ張り上げないと、頭頂部からぶら下がります。
その重さで突っ張りが出て、頭皮が動かず、硬くなり、血流も悪くなる。
これがたるみとなりシワの原因となることで、毛髪にも影響します。
頭皮マッサージね、私も美容室でヘッドスパ気持ちイイからよくやってもらっていますが、自分でやるのはなかなか大変ですもんねー」
Y「そうなんですよ。アシタスタイルで全身に効くんならそれがいい。
ちょっと、マジで身体変えたいんで、また来月アシタスタイルに来ます!」
井「ありがとうございます。かしこまりました。
では次回は施術も加えましょう。
体型を変えるには、関節の可動域を広げる必要があります。それには、柔らかい筋肉が必須です。
だからアシタスタイルには、施術があります。
ペレフーテケアで身体をリセット、身体のお稽古の繰り返しで動きの定着化、3Dインソールと自己整体シューズで、新しい身体の維持。
がんばらず、ムリせず、少しづつ変えながら理想に近づいていきましょう。」
Y「はい!今後ともよろしくお願いします。諦めないでよかった!相談して見てよかった!」
ということで、
中高年が身体を変えていくためには、普段何気なく行っている「立ち方」「座り方」「歩き方」を疑うこと。
肉体改造の一番いい方法は、身体が拒否らず、身体が「気持ちいい!」「面白い!」「これやりたい!」と感じ、身体が率先して続けたくなることを、ちょこっとずつ、無理せずやること、なんです。
身体は、相反する二つの特性を持っています。
・長持ちさせたいから動かしたくない。
・でも、動かないと動けなくなる。
↑
保守的かつ大胆な、この二つの身体の特性を捉えつつ、私たちが身体を変えようとしていることを、決して身体に悟られないように、徐々に変化させていくと成功します。
短期集中で身体に我慢や無理をさせ、ストイックに追い込む肉体改造は、相当な無理がかかるため、止めた途端に戻ってしまうし、食事制限のダイエットを長く行うと、足りない栄養素を自身の骨や筋肉から分解して補おうとするため、身体をつくるどころか壊してしまいます。
脂質に関しては取り過ぎない方が良いですが、糖質、タンパク質、ビタミン、ミネラルを、充分に摂取できるような彩り豊かな食事を、よくよく咀嚼をし、ゆっくり味わいながら、美味しく楽しく頂いた方が、充分な満足感があり、食べ過ぎを防ぐこともできますし、しっかり食事をすることは、物足りなくて口寂しくてつい間食に走る、なんてことも無くなるんです。
身体のお稽古は、方法を忘れてもぜんぜん大丈夫!
私たちは忘れる動物ですし、身体は怠け者なので、忘れた時には、また、教えます^^
あなたのその身体は何十年も、あなたの癖で作られているのだから、ちょこっとやったくらいじゃ変わりませんが、でも、そのちょこっとを、続けられるかどうかが、変わるポイントなんですよね。
凹ませたいお腹には、まず、お腹に必要最低限の筋肉を付けたいです。
だけど、お腹を使っての身体の動かし方をしてきていない人は、お腹を使う感覚が、なかなか入らないんです。
お腹の筋肉を使う代わりに、腰を反らして骨盤を立てるから、本来は柔軟な動きができるはずの背骨が詰まってきて、首が詰まる。動かせなくなる。重たい身体を背負うように持つから、肩が巻いてくる。肩こりが酷くなる。
お腹に脂肪が付きやすく肥りやすいのは、骨格がないからです。
お腹には内臓を支えるための「筋肉コルセット」を作らねばなりません。
お腹の筋肉が使えるようになるには、母趾が適正に着地しないとですし
お腹の筋肉が使えるようになるには、まず、背中が使えないと、ですし
背中が使えるようになるには、背骨を動かせないとですし
やることが、いっぱいです。
結果がはやく欲しくて短期集中で取り組んでも、無理を掛けた身体は反発します。
これが、リバウンド。
遠回りでもちょこっとずつ、コツコツ、が、いちばん結果が付いてきますね。
やっぱり、
急がば回れ。
継続は力なり。
なんですよねー。
諦めたくないあなたは、ぜひ、アシタスタイルの、継続ケアをご利用くださいね。
兎にも角にも、身体の土台は、足、です。
最後までお読みくださりありがとうございます。それではまた!