認知症を諦めない
井手口です。
母と電話で話して気づいたことをシェアしますね。
なんと!短期記憶が戻ってきた様子ですよ♪
3日前、電話片手にカラダの使い方のレッスンをしたんです。今日電話したら、その後も自分で続けているって言うじゃないですか!
いや~、これは、なかなかに凄いことだな、と^^
アルツハイマー型認知症の最大の特徴には
直前の言葉や行動が記憶されないこと。
があります。
(記憶をつかさどる側頭葉の「海馬」の萎縮、頭頂葉と前頭葉も萎縮するため見当識障害や実行機能障害などが起こる。とされています)
でもさぁ…そもそも記憶って、繰り返し行うことで残されて行くものだから海馬だって鍛えられるんじゃなかろうか?
(↑これは、あくまでも、私の完全なる私見なのだけれども)
というのも、
よく使われる暗記法って、
カラダを使ってとか、
リズムに乗せてとか、
語呂合わせで、
とかやるじゃないですか?
あれとおんなじで、物事を記憶するという大変かつ重要な大仕事を、脳だけに担わせるのではなくて、他のカラダの部位も負担すればいいんじゃないの?身体へも同時に記憶させればいいんじゃないの?って思うのですよ。
脳が萎縮しているんなら、柔軟性が戻れば良いわけでしょ?って。
萎縮しなくちゃ生命が守れないくらい、脳が大変な状況に追い込まれているんなら、働いていないでのんびりだらけている別の器官が、働いてあげて、脳を助けてあげればいいんじゃないの?
そんなこんなで、私はとにかく、足ばっかりに集中してる。
ご相談にいらっしゃる皆さんの足を拝見していても、足が足本来の仕事をしていなくて、怠けている足ばかりをお見かけします。
母の足は、昔はたくさん歩いてきた足だから、私の足なんかを比較にならないくらい良質な筋肉が足の裏についているから、十分に機能を回復させてあげたいなーと思うわけです。
忘れてしまった使い方を、足自身が再び思い出せれば、足が働くから、脳の負担が減らせるでしょ?
カラダは何歳からでも鍛えられるから、おばあちゃんになっても、何にも諦めなくていい。
むしろ、ご年配の方は、若い頃にイケてた自分を取り戻せるきっかけになるから、噓みたいに元気になられて、こっちまで嬉しくなります。
母の記憶の戻りを通して、また、カラダの可能性は未知数だと改めて感じた次第です。
写真は長崎に帰省したときのもの。
認知症クリニックの目の前に公園があって、ブランコに乗りました♪
私は母の隣でブランコブンブン鬼こぎしていましたら「まーちゃん!危なか!落ちるって!飛びだす!キャー!!」でしたが「危なか!」と言いながらも決して「やめんね」とは言わない母(爆)。しかもゲラゲラ笑いよらしたたい。
最近サロンへお越しのお客様から「お母様の体調はいかがですか?」と訊かれたので、載せておきます。
はい。おかげさまで、母は絶好調で、元気です!
今年は母、いよいよ80歳になりますよー
「おばあちゃん服は着せない。」妹と決めた、娘たちのポリシーです^^