琴線に触れる靴
アシタスタイル代表、井手口です。
不意に出る涙って、真の自分からの訴えだと、常日頃から思っている私ですが 、先日、こんなことがありました。
アシタスタイルのスニーカーへ3Dインソールを装着試着して歩き出した途端、急に泣き出したお客様がいらしたんです。
びっくりして、
「どうしたの?なにがあったの?」と訊ねましたら、実は、本人が一番ビックリしていらっしゃいました、ご自分でも意図しない涙に。
「さまざまな感動が一気に押し寄せました…」
と、仰いました。
気持ちよさ。
嬉しさ。
安心感。
困り果てていた頃の自分の苦悩。
アシタスタイルを見つけた瞬間。
講座で受けた衝撃。
ここまで変化した自分の心と体。
それと同時に、
このスニーカーが完成するまでに
いったい雅恵さんは
どれだけの経験をしてきたんだろう?って
そんな事を思っていたら
怒涛の感動が一気になだれ込んできて、
想像を越えちゃって、
心と体が勝手に震えだしちゃった。
「映画を観たときみたい」
と、仰いました。
そんな風にお客様へ感動を届けられる靴が
とうとう出来上がったんだなぁ~って、
しみじみしました。
ハートがじんわり温まりました。
おかげさまです。
ありがとうございます。
琴線に触れた時、人は涙を流します。
それが、ほんとうの自分からの訴えだからです。
大人も「大人だから」と堪えずに、泣きたいときは泣けばいいと、私は思います。
泣いたら自分のことがよーーーーく、わかる。
我慢していたんだなってことに気がつけますし、
本当はどうしたいの?って
自分へ問いかけるきっかけができます。
井手口は、今日も自分に問いかけながら、素直に生きようと思います。
アシタスタイルのスニーカーは、私の中に棲むほんとうの私の訴えに従った結果、出来上がったものです。
モヤモヤを無視せず、忠実に、身体に従ってきたからこそです。
泣けるって安心の証で、人間だけが持つ特権でしょ?
深い森の中でそれをやってしまうと、猛獣たちにたちまちに喰われてしまいますからね…
それではまた!