人生後半戦に考えるのは「どう生きるか?」ではなく「どう死ぬか?」

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「雅恵先生。アシタスタイルを、外反母趾の母に伝えたいんだけど、私はいいからと言って、耳を貸してくれないんです。」

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このセリフは、ほんとうに、よく聞くお話です。

ここにきて、アシタスタイルの講座が、だんだんと家族ぐるみの講座へと変わって参りました。

始まりは、
50才の娘さんが知り
78才のお母様を連れてこられ
15才のお嬢様がついてくる。

35才の息子さんが来られ
70才の父と母を連れてくる。
34才の妻と、66才の義母を連れてくる。

30才の妻が、32才の夫を連れてくる。
64才の父を連れてくる。

私がアシタスタイルを創った目的は、地球レベルのとてつもなくデカい規模の話なんですけど、この、二足歩行の「人」として生きていく上で欠かせないアシタスタイルの情報を知れば、まずは、最も身近な大切な人にシェアしたいっていう行動も、日本人としてのテーマであると感じますし、また、ただアシタスタイルが凄いんじゃなく、あなたの身体の力が凄いんだよという話で、それは自分でもできることで、諦めていたことが全部叶えられる方法で、たまたま知らなかっただけのこと。

言われてみれば「確かに!!!」

言われてみれば「そんな風に考えたことなかった!!」

自分自身の物事の見方を、完全に超えてくる「知覚外のこと」。

パラダイムシフト。

アシタスタイルは「正論」ですし、得体のしれないモノの話って、良く知らない他人に言うと、「変な人」呼ばわりされたりしますしね(笑)

そんな風な感じだったものが、家族へのシェアになってきたということは、アシタスタイルのメソッドが、実(じつ)の伴った真実のノウハウであることの証だと、じわじわと感じております。

親御さんとの関わり合いで、日本人全般に言えること。

親は、自分が自分で元気でいられる方法を身につけておかないと、歩けなくなったり、認知症になったら、本人の苦悩は当たり前です。だって、自由自在に歩けて、好きなように暮らしていた自分ではなくなるのだから。

今まで自分ひとりでできていたことを、ひとつひとつ誰かへお願いしたり、頭を下げる手順が一つ加わるんです。それって、まあまあな、手間になってきますよね。

とはいえ、そのような状態を客観的に捉えてみると、他人様へお願いをしたり、頼みごとをしたり、頭を下げて助けてもらったり、などの言動をあまり経験してこなかった、それらを苦手としていた頑張り屋さんが、老いという形で、経験をするのだと考えれば、人生って、プラマイゼロ、なんだなって思います。

認知症に至っては、認知できなくなるのですから、記憶が無くなるだけではなく、行動の目的も意図もそれに対する手段も、すべてが分からなくなる、自分が自分で無くなっていく病です。

生きることは、老いること。

身体の機能が、低下していくことです。

人生は、必ず「老い」が、前提。産まれてきたら、もれなく全員プレゼントされるものが「死」です。

だから、「私は大丈夫」など、絶対に、ありえないわけです。

手を付けずに、準備もしていなかったら、結局は、我が子へ、周囲の人へ、負担がかかるんですよ。


後回しにしたツケは、チャラにはなりません。利息が付いて回ってくる。

行動しない人は、誰しもが、きっとどこかで「私は大丈夫だから!」という謎な根拠のない自信を持っています。

さらに、「目立ったことはしたくない」「出る杭は打たれる」そんな日本の現状。

事故。

病気。

天災。

戦争。

老化。

死。

みんな、なぜか、自分は死なないと思っているからね・・・

若い頃なら、人生をどう切り開くか?どう生きるか?な考えで良いですけれど、私くらいの人生後半戦のおばちゃん世代は

どう生きるか?ではなくどう死ぬか?を本気で考えなくてはならないのだけど、当事者意識を芽生えさせるのは、実に、難しいのです。自分で気が付かなきゃならない事ですからね。

選択も、行動も、その人自身が、決めること。

人は、他人の言うことなんて聞かないから、アシタスタイルへ出会ってくださったあなた自身が、健康になって、毎日を笑顔で元気で過ごして、その生き方を示していくしかない。

お母様やお父様、娘さんや息子さんの行動変容に繋がると思います。

どういうことかって、自分自身が老いの不安がない毎日をすごすことです。

いつも明るく笑って、楽しそうに、人生を謳歌していることです。

明日死んでも悔いがない生き方をしていることです。

今日もまた、お客様のご来訪ですが、30才の妻が、32才の夫を連れてくる。

夫に、講座の受講理由を訊ねると「あんなに体調が悪かった妻が、毎日笑顔で暮らしているんです。アシタスタイルで、何が起きたのか、知りたくなりました。妻が幸せそうで、僕も嬉しいですから。僕がアシタスタイルを知ることで、僕自身が行動し、妻が僕にやってきたように証明したい。成長していく子どもたちの足を、自分が守りたいから。それを、妻と、共有して、子どもたちに伝えていきたいから。」

彼の、父親としての「本気」を垣間見て、カッコイイなと思いました。

感動で、少しの間、言葉が出ませんでした。

アシタスタイルには、そうやって、お客様が、私へ感動を運んできて下さる。

皆さんの笑顔に触れるたびに、思います。

世知辛い世の中ですが、この人たちが未来を創っていくのだから、未来は、きっと、明るいに決まっている。

私がシャカリキにならなくても、私がいなくなっても、彼らが引き継いでくれるのだ、と、思える。

私、もうすぐ誕生日を迎えるんですが、こんなに年齢を重ねることが楽しみになるなんて嘘みたいで!疲れ果てていた10代20代の雅恵ちゃんに教えてあげたいもんね(笑)

みなさま。

いつも、読んでくださりありがとうございます♪