ダービーシューズ進捗ご報告

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足と歩行の未来開発ラボ:アシタスタイル、代表の井手口です。

開発中のダービーシューズ、進捗のご報告です。



画像は、2025年1月17日現在。

1stサンプルを修正した2ndサンプルです。
さらに修正が入りますので、リリースまでは、まだまだお時間をいただきますが(お待たせしてすみません)、楽しみに待っていてくださる方へ、現時点でのシューズの全貌をお披露目いたします。


シューズのフォルムは、なかなかカッコよく仕上がったと思います。^^


【ヒールの高さ】
ペタンコの靴は、踵が立ちにくいのと、歩きにくいのとで、ヒール高は少し高めに設定しました。


本底実寸は、3.5cmヒールなのですが、インナーソール(中敷き)が入る厚み分もあるので、実際は、4cmヒール高くらいの印象。
ちょっとしたパンプスを履くくらいのヒール高になりますよ。

フラットシューズなのに、歩きやすい。
でも、
ヒールの靴じゃないから、しんどさはないし、厚底じゃないから、足が使いやすい。

そんな感じの、私みたいなチビッ子には、嬉しいヒール高です^^

また、男性にもカッコよくキメて頂きたいから、しっかり太め!


【フロントデザイン】

コバは広めに取りました。紐通し穴は5ホール。
トゥデザインは、尖りすぎていかつくなりすぎないよう、エレガントになり過ぎないよう、丸く可愛くなりすぎないよう、少しスクエアを付けました。
新しい時代に向け、性別を超えて、色んな方に選んでいただけるよう、ジェンダーフリーなデザインにしましたが、いかがかしら?

アシタスタイルサロンに、井手口サイズ(23.5センチ)の右足だけ足入れサンプルがあります。
ご来店時は、どうぞ、ぜひ、手にとってご覧くださいね。



木型修正後、製作用のプラ型おこし、アッパーのパターンも再修正が加わります。
つまり、また、初めから作り直しです。
製甲、釣り込み、底付け、の製作手順を経て、初めてサンプルが完成します。

靴づくりは、靴製作のために必要な木型(足の代わりとなる土台)の決定と、木型決定後に毎回、新たに試し履きサンプルを製作するという、大変に時間と手間のかかる作業であること、お見知りおきください。

3rdサンプルの出来上がりまで、また、しばらくお時間を頂きますので、何卒、宜しくお願いいたします。