フットケアスクールを創設した3つの理由
足と歩行の未来開発ラボ:アシタスタイル、代表の井手口です。
先週、井手口とマネージャーあき子は、話し合いに次ぐ話し合い。足のプロフェッショナル養成コース、次期開講に向けた詳細の大詰めを行っております。
本日のブログは、次期募集スタート前にフットケアスクールを創設した3つの理由を、ちょっとばかり熱く語らせてください。
長文となりますが、最後までお付き合いくださると嬉しいです。
フットケアスクール創設の理由・その1
足元からのセルフケアを本気で学んでいただくため、です。
先ず、健康の大前提として『自分の身体は自分で守る』ことの大切さをお伝えしたい。
私たちには、身体が身体を治す「自然治癒力」が備わっていて、自分が意識しなくても『自分の身体は自分で守る』を、身体は24時間フル稼働でやっています。
吐いたり、下痢をしたり、風邪で熱を出すも下げるも、身体の働き。
治すのはお薬ではなく身体の力。
ですから、なぜ『セルフケア』が大切か?って、そ れ し か な い か ら 。
どこかに痛みが出たり、何か症状が出たとき、良くする方法は、詰まるところセルフケアしかなく、逆に、これ以外で、根本的に改善することはできません。
「え?自分で?」「病院は?」「整体とかで治療すればいいじゃん」と、思われるかもしれませんね。
ええ。仰る通りで、もちろん痛みや症状の原因が、病理か否かを判断するために、精密検査や医師の診断は必要ですし、痛みや症状を軽減・消滅させる治療や施術も有効です。「シックケア」や「メディカルケア」と呼ばれるいわゆる対症療法です。
しかし、慢性的な身体の痛みや症状はすべて「普段の姿勢の積み重ね」で起きています。
例外なく、それが原因で起きます。
ゴッドハンドの施術を受けても、敏腕整体師の治療を受けても、病院で注射をしても、処方されたお薬を飲んでも、どんな名医の手術を施しても、その時は良くても、いずれはまた、痛みや症状が出てきてしまいます。
何故ならば、その治療は、対症療法に過ぎず、根本的原因である「普段の悪い姿勢」は、変わっていないからです。
普段の悪い姿勢を変えるには、普段から悪い姿勢にならないよう予防したり、重力や体重という負荷に対し、まめにセルフケアするしかないんです。
それから、足です。悪い姿勢を作っている土台、足のセルフケアは、最も重要です。立位・歩行における安心・安全・快適を叶えるためにもフットケアを用いたセルフケアが最も有効だと考えています。普段の姿勢を足元から良くし体調を向上させていくからです。
フットケアスクール創設の理由・その2
本気度の高い方と深く関わるため、です。
私は、一生足の仕事をすると決めています。
絶不調だったその昔、様々な方法をトライしてみて、足を健康にすることが、健康への近道だと肚落ちしたから。
自分の足トラブルが消え、みるみる体調が改善して行ったときに、目に止まった言葉が「 満 足 」でした。
うわーーーーー!!!
正解が、目の前にあった!!!
どうして今までこんな大切な事に気付かなかったんだろう??
私は、アホか?
なんて大馬鹿者なんだろう。。。。。
それに、気づいてから今まで、「満足」をテーマに、セルフケアを続けてきて、体調を崩すことがなくなりました。
他人様へも、足の大切さと、足元からのセルフケアを伝え続けてきました。
ご自分でセルフケアを続けている方々も、体調を崩すことがなくなりました。
必要性を感じ、皆様からも求められ、とうとう、靴まで、開発しました。→( 自己整体シューズ )
私ができることのキャパシティは限られていますし、時間は有限です。
それは、皆さんも同じです。
限られた私の時間を、なるべく「本気で身体を良くしたい」「健康、マジで、だいじ!!」と思っている人のために使いたいです。
怪我をして歩けなくなったり、体調を崩して床に臥せたり、不自由な状態になった途端に、健康のありがたみって、フツフツと心底から沸き起こりますよね。「健康は何よりの財産だな」と。
アシタスタイルへ定期的に通ってくださる顧客の皆様は、本気の方ばかりです。
そして、仰います。
「年齢を重ねるごとに、健康の大切さが身に沁みますね。周囲を見渡すと、ご自身の体調不良に苦しむだけでなく、親の介護も相まって、大変そうな方ばかりなんですよね。アシタスタイルのおかげで、自分も夫も、子ども達も、両親も、健康で過ごせているから、これって本当にすごいことだなって。足をここまで変えるのに時間はかかったけれど結果、近道でしたよね。」と。
ありがとうございます。
嬉しいです。
有難いです。
おかげさまです。
ほんとうに!
その通りなんです。
兎にも角にもまずは、ご自身が、諦めずに「もっと良くなりたい」と願望・欲望を掲げながら、本気で身体へ向き合ってほしい。
ゴキゲンな毎日が当たり前になっていって欲しい。
身体に対する興味や面白さは、セルフケアを持続できる大きな要素でもありますしね。
面白がりながら本気でやりたいことで命を燃やしていきたい。
だから、本気でやりたい人と一緒に、精一杯、情熱を傾けつつ、この仕事を全うしたいと、心底から思っているんです。
フットケアスクール創設の理由・その3
「フットケア講師」を、職業として確立したいから。
健康に必要不可欠な術を広め、それを仕事とする人を育成し、心身共に健康な次世代を創るため、です。
そもそも、日本では、約150年前の明治維新以前は、裸足で暮らしていたのですから、靴を履く習慣や文化に関しては歴史が浅く、靴の履き方や選び方、フィッティング方法などが、躾けや教育として確立されていない発展途上と言えます。
アシタスタイルは、足と靴の関係性を良好に保つ足元習慣(=フットケア習慣)の必要性を提唱しています。
さらに、アシタスタイルのフットケアは「解決できない」とされてきた足の骨格形状の修復技術です。
それを例えるために「足を本来あるべき理想の形へ」「足そのもののリフォーム」「外反母趾を自分で直す」「アーチを再形成する」「足づくり」「扁平足を直す」など、様々な言い回しをしながら説明をしています。
なぜかと言うと、説明しないと伝わらないから。
できないとされてきた常識を覆してしまった、世間にはまだ認知されていない、新しいメソッドだからです。
実際に、変化した私の足のビフォーアフター写真を見せても、「うそ~同じ人の足じゃないよね?」とまで言われたりもします。。。(まぁ、別の足に見えちゃうくらい大変化してるってことですが)
人は、未知の出来事を容易にはイメージできません。
そりゃそうだ。
見たことない世界だものね。
知覚外だからですね。
片や、長きにわたり足づくりをするアシタスタイルの顧客様は、定期的に自身のフットプリントを見て「こんなに変化するんだ!!」と驚かれますよね。
知っているのと知らないのとでは、天と地の差ですが、こんなに大切な事なのに、未知の方とは情報の共有ができません。
だから、伝わらないというわけです。。。
では、ここで、突然ですが、会社員の皆様は、毎月お給料から差し引かれる社会保険料の額を見て、驚きませんか??
そんな風に、待ったなしの少子高齢化、医療費、介護費を想像すると、その負担が大きくのしかかってくるのは、当然、働く世代なのです。
これからの時代、アシタスタイルのフットケアは単なる健康法としてだけでなく、予防法、未病ケアとして必要とされるお仕事になっていきます。
こんなに大切な事なのに、必要性が伝わらないわけですが、それでも10年前に比べたら、必要性を訴える人が増えたなと感じます。
伝わり始めると気づく人が増えてきますし、次第に広まっていき、いずれ非常識は常識へとガラリと変わるでしょう。
その頃には、もう、ぜんぜん人手が足りなくなります。
その日が来るのは時間の問題だろうと感じています。
だから、本気で世の中に役立つもの(=アシタスタイル)をたくさんの人に広めていこう!と考えていて、広めていくための方法を、ずーーーっと考えてきました。
その答えが、「フットケア講師」です。
フットケア講師とは、フットケア技術を持つ職人で、かつ、それを教示する術を同時に持っている人です。
なぜ、足が大切なのか?を「伝える力」と、セルフケアを指導していく「導く力」が欠かせないから。
フットケア講師という職業を確立していきながら、それを生業にし、生計を立てる人を増やすこと。
誰かに必要とされながら、関わった方のお困り事を解決し、笑顔へ導いていく人助けの仕事。
これほど生き甲斐を感じる仕事はありません。
ということで、フットケアの重要性を知って、セルフケアする人を増やし、フットケア技術を提供できて、重要性を伝える人を増やし、健康で元気な人を増やします。
様々な憤りや不安が後を絶たないご時世ですが、元気があれば、なんとかなるのよ!
だから、元気でいましょうよ。
健康でいましょう。
私たち大人が、元気で楽しそうに仕事する姿を見せることは、子ども達への夢と希望になっていきます。
「満足」という言葉どおり、幸せの土台は、足の健康です。
以上、長くなりましたが、フットケアスクールを創設した理由でした。
足のプロフェッショナルを目指す、フットケア講師養成コース詳細については、追って順次お知らせします。
どうぞ、お見逃しなく!
最後までお読みくださりありがとうございます。
それでは、また!