アシタスタイル代表井手口より皆様へ
いつも多大なるご愛顧を賜り、ありがとうございます。本日は、私より皆様へお伝えしたいことがあります。
初めに、前回のメルマガでは、皆様に大変なご心配をお掛けしてしまいましたこと、改めてお詫び申し上げます。
またこの度の、『足をリフォームする新世代スニーカーを皆でつくろう!』クラウドファンディングには、皆様からたくさんのご支援を賜り、心より感謝を申し上げます。
本日現在までに¥3,610,000の応援購入を頂いております。
有り難くて、嬉しくて、感動し涙を流しています。
ご家族やご友人へ直接伝えてくださった方、ありがとうございます。SNSでシェアしてくださってありがとうございます。
ご支援の際に添えてくださるメッセージひとつひとつ、大切に目を通しております。
恥を忍んで、ひっ迫した状況をお客様である皆様へ伝えようと決めたのには、理由があります。
「もし私がお客様の立場だったら?」と考えた時に思い出した事がありました。
新宿でスタッフともよく通っていた美味しいラーメン屋さんが、前触れもなくある日突然閉店したんです。大将とは挨拶を交わす程度で、私たちは常連というほどではなかった。
けれど
「経営大変だったのかな?」
「体調崩されたのかしら?」
「ご家族のご病気かしら?」
いろいろ、考えた。
ショックでした。
大好きな味だったから。
もう食べられないんだ…。
無愛想で無口な大将だったけど憎めない感じで、大将にもう会えないんだと気付いたときに、スゴくスゴく悲しくなった。
自分には何にも出来なかった。
そんな切なさと絶望感を味わいました。
私はアシタスタイルのお客様に、あんな想いをして欲しくない!って思いました。
だってアシタスタイルをここまで続けて来られたのは、数えきれないほどのたくさんの皆様のおかげだからです。
昨年から始まった、緊急事態宣言による”人流抑制”の影響を真正面から受け、講座も開催できず、サロンへの個別ケアのお客様もどんどん減少していきました。新しい形での事業展開を模索しつつも、日々追われる中で、先週末は、まさに峠でした。
瀕死のアシタスタイルへ対してたくさんの方が駆け付けてくださって声をかけて救命処置をしてくださった。
呼び戻してくださったから、息を吹き返すことができました。
今日、ここでこうやって私が文字を綴ることができているのは、助けてくださった皆様のおかげです。
お客様はずっと、アシタスタイルの命を繋いでくださる恩人です。
私を生き還らせてくださった皆様。
ほんとうにありがとうございます。
頂いたたくさんのメッセージを拝見していて、印象的だったのは、皆さんの言葉がどれも同じような内容だったことです。
「私はアシタスタイルさんに助けて頂きました。『助けて』と声をあげてくださってありがとう。今度は私が助ける番です」
神ですか!!!
たくさんの天使が一気に舞い降りてきたような、にわかに信じがたい夢みたいな状態でした。次々に届くメッセージに、あき子と一緒に泣きました。
ここ何年、何をどうやっても上手く行かなくていつの間にかすっかり自信を失っていたことにも、改めて気が付きました。
人って、一度自信を失くし、心を閉じてしまうと、なかなか開かないんですよね。閉じた硬い扉に、中から鍵をかけちゃうから。
遠い昔にそんな経験をしたけれどすっかり忘れてしまっていました。
たくさんの人が扉をドンドン叩いてくれて、扉を閉じていたことにも気づくことができました。ありがとうございます。
ほんとうに助けてくださって、ありがとうございます。
「どん底こそ、大地なり。」
1945年8月9日に長崎へ原爆が投下され自らも被爆し白血病を患いながらも死ぬ間際まで人々を救った永井博士の言葉です。
井手口雅恵、自分のどん底を、見ました。
ここから、這い上がります。
暗くて長いトンネルからやっと抜け出せる予感がしています。目の前には確かな光が見えるからです。
アシタスタイルを続けてきて良かった。自分を諦めないで良かったです。
誰かに必要とされることは、自分の尊厳を取り戻せるのだと、改めて感じています。 改めて、初心に立ち還りました。
アシタスタイルを創ろうと決めたあの頃、私は、毎日自分に起こるカラダの奇跡に感動していました。
あの感動を、あなたへ届けたい。
一人でも多くの方へ届けたいです。
あの日から数えると、ここまでなんと!9年もかかってしまいました。。。
ここ数ヶ月、新たな形での事業展開の準備を進めてきて、ようやく大枠がまとまりました。
アシタスタイルは、アシタスタイルアカデミーとして生まれ変わります。
なぜアカデミーなのか?
以前からお伝えしています通り、アシタスタイルの財産であり商材は、”情報と技術”です。
例えば、現在クラウドファンディングでご支援いただいているアシタスタイルスニーカーは、アシタスタイルの情報の粋を集めて形にした”道具”です。
この道具を最も快適に使っていただくために、”知識と技術”があれば、
足元が気持ちいいだけでなく、歩くことが、正しく身体の機能を使った立派な運動になります。
このように、足や身体の不調の根本解決だけでなく、より快適に、より健康に、毎日を過ごしていただけるための情報伝達には、やはり「学びの場」が必要だと考えているからです。
新生アシタスタイルのこれからのこと。
アシタスタイルアカデミーで始まる新講座については、別便で明日、スタッフより配信いたします。
また、皆様からご支援いただいているこの度のクラウドファンディングですが、当初設定した目標額が、準備段階の最低限の資金額でした。
販売ラインに乗せるための準備資金をご支援いただきたく、8月いっぱいまでを目安に、引き続き行っていきたいと思っております。
応援購入については、今後の生産スケジュールが具体的に見えてきた段階で、進捗を都度都度ご報告申し上げたいと思っております。
今後もご支援いただければ、大変ありがたく存じます。
引き続き、どうぞ宜しくお願いいたします。
ASHITA・STYLE株式会社
代表取締役
井手口雅恵