どうして、靴が合わないの?
「足幅が広くて靴が合わない」と感じていらっしゃる方は、足の弱体化と肥大化による「開張足」を疑ってください。開張足を知らずに間違った認識で、足に大きすぎる靴を履かせているということです。
例えば…
「私は足幅が広くて靴が合わないから3Eの靴を履いているの」という女性がいます。
足の体つき(サイズ感)とは、JIS規格で示される「ワイズ」です。
・体の服=足の服
・9号=ワイズD
・11号=ワイズE
・13号=ワイズEE
・15号=ワイズEEE
つまり、身体へ身に付ける服は9号を選んでいるのに、なぜか足には、15号の服を着せている、という現象が起きています。
足も、同じ身体なのに??です。
9号のスカートが適正サイズなのに、15号のスカートを履いたらどうなりますか?
脱げますよね。
多くの日本人が、ご自身の開張足を認識しないままに、間違った常識で、何となく靴を選んでいるということです。
しかし、ここで、大問題があります。
ご自分の足の適正サイズを知ったからと言って、今まで、15号サイズの服(靴)を身に付けていた人が、いきなり9号サイズの服(靴)を履くなんて、無理だと思いませんか?
そこで、必要になる知識と技術。
適正サイズの靴を身に付けるためには、「靴の履き方」が、重要です。
アシタスタイルアカデミーでは、靴の履き方を「靴の着付け」と名付けました。
15号サイズの服でも、9号サイズにお直しすれば、再び着られるようになりますよね。ウエストが大きすぎるゆるいスカートでも、ベルトを締めれば、脱げずに着ることができますから、靴も同じように「履き方」の工夫で、お手持ちの靴を活かすことが可能です。
さらに、日々の歩行によって、足そのものを鍛えていきますから、足のサイズ感が変化していくのもアシタスタイルの特徴です。
つまり、お気に入りの靴を捨てたり、買い替えなくても、再び履けるようになりますから大丈夫なんです!
アシタスタイルアカデミーは、多くの日本人が抱える「靴が合わない」問題を直ちに解決し、快適な足元環境をご提案できる「靴合わせ」の専門家を育成しています。
靴の取り扱い方や靴の履き方のベースが、そもそも日本には育まれていませんし、靴だけでなく、足の取り扱い方を知りません。毎日、足で立ち足で歩いているのに、足の健康を測る方法はどこにもありませんし、どなた様も「足は大切」と口では仰るのに、足の何が、どう大切なのか、説明できないのが現状です。
毎日の暮らしそのものが、足と靴とに向き合うしっかりした実務経験になれば良いと思い、国家資格を取得するような凄い勉強を必要としなくても、素人さんでもできることを、実生活の中で形にしていける方法を!と思い、13歳から学べる形にしました。
足の不調に気づかず体調を崩したり、靴が合わないことで不快だったり、ちゃんと歩けないことでなんとなく不機嫌な日々を送っている方々を、笑顔に変えていけたらいいなと思います。
育成クラスが「足元教育」を普及させる一つの手段として、盛り上がることを期待しています。
ASHITASTYLE®ACADEMY主宰・井手口雅恵