今後の構想いろいろと新企画「着物レッスン」のお知らせ

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今日のブログは、井手口の頭の中の「いろいろ」をお伝えし、構想と新企画をお知らせします。

ブログを楽しみにしてくださる方は、きっと、
井手口雅恵という人間を好んで、関係性を紡いでくださっている方です。

ニヤニヤしながら足を語り、次に作りたい靴を語り、身体の仕組みを語り、そのなぞ解きを楽しそうに伝える様子がもはや「変態レベルだ」とも呼ばれている私のことを「面白い」と思ってくださる方です。

そんな皆様が、しばしば仰る言葉があります。

「雅恵さんが嬉々とする姿を見ると嬉しい」


(そっか。そうだよね!

よし!では、嬉々としよう!
私が喜ぶことをしながら、
皆さんにも、もっと喜んでいただこう!)


と思うわけです。


起業して11年、足の仕事へ全力投球しながら、自分の想いを様々な形に変えてきました。

ずっと創りたかった仕組みができて、創りたかった靴が出来上がって、「おおよそ役者がそろったなぁー!」と、いう感じの、現在のアシタスタイル。

ですが、心残りなのは、お仕事ばかりを優先してしまい、その仕事の元でもある着物を纏う時間が、ほとんど取れなかったことです。


これからは「靴の着付け」を伝えつつ、
「原理原則」
「原点回帰」
「温故知新」。
  
お着物のことも交えて、大好きに囲まれながら仕事を続けていこうと思います。

「雅恵さんが嬉々とする姿を見ると嬉しい」と、同時にいただくお言葉がありまして、「雅恵さんの着物姿が見たい」「雅恵さんとアンティーク着物談義がしたい」などのお客様の声も、形に変えていきます。

井手口は、なぜ、靴を作るのか?

そもそもの話「井手口は、どうして、靴を作っているのか?」ですよ。

靴職人でもないのに、です。

実は壮大なる夢がありましてね。

もはや、日本の文化・習慣は、伝統的なままだと残せない。

日本人は、自分を日本人だと思い込んでいるけれど、もう、日本人としての暮らし方を行ってはいません。

畳で暮らしていないし
和式トイレにしゃがまないし
正座しないし
お布団で寝ないし
着物を着ないし
下駄を履いていないんです。

さらに、しきたりや慣習に至っては「面倒くさい」が先に立っちゃう。

そんな「面倒くさい」事を、特別な事じゃなくて当たり前な事にして、習慣化させるには、「楽しい!」「面白い!」「やりたい!」といった前向きで自発的なやる気が、とても大事です。

「着物を自分で着られるようになりたい」と思っている人は、実はたくさんいらっしゃるんだけれど、着物を着るにはいろいろなハードルが高すぎるという現状もあります。

戦争を通して、人も物も色んな仕組みが消滅したからね。
一時期アメリカの占領下となったからね。
食べるために、生きるために、仕事が必要で「着付け」を商売にした人がいたからね。

そんな時代だったから。
   
仕方がなかった。。。


私が今、靴づくりに力を注いでいるのは、下駄を履きこなせる人が居ないに等しいからです。

日本人が日常に、和装をしなくなったから。
和の暮らしをしていないから。

着物は本来、骨格を整えながら身体の軸を作り、身体を守ってきました。
つまりそれは、日本人の魂と誇りを守ってきた衣服だという事です。

皆が当たり前に着物を着て、穏やかで美しい日本を創りたいけれど、多くの人が着物を着ないし、自分では着られないし、着物って面倒臭いと思っている。

普段着だったはずなのに、いつの間にか着物は、特別な物になり過ぎてしまったのよね。

アシタスタイルは「足を躾ける日本式フットケア」を謳っています。

井手口雅恵は「靴の着付け師」「足の修復師」を名乗っています。

アシタスタイルアカデミーは、新時代に向けた新しい学びの仕組みとして、和洋折衷のカルチャースクール的な位置付けにしたいなと思っています。

トキメキで自分を覚醒する



私は、着物も好きだし、洋服も好き。

素敵な靴を履きたいし、下駄を履くと気持ちイイことを知っています。

どれを使ったお洒落も好きで、どれも何一つ捨てられない。

楽しい、面白い、美しい、に囲まれると、ザワザワやモヤモヤから解放されて、その代わりに、ドキドキやワクワクが生まれて「トキメキ」になります。


トキメキは、身体が自家覚醒します。
ドーパミンやアドレナリンなどの、脳内麻薬が出まくります。

身体の感度や精度が上がりまくります。

アシタスタイルは、身体が身体としての機能を果たせるように、身体にスイッチを入れ、目覚めさせるところです。

着物を着て
下駄を履いて
足のゆびを使って
畳で暮らして正座して
しゃがんで和式トイレで用を足せば
体調は劇的に向上します。

けれでも、今の社会で「和式文化が良いんだから元に戻しましょう!」というのは、非常に難儀です。

簡単にできないから、まずは、身近なところでの足元革命を「靴」で起こそうとしているのが、アシタスタイルです。

革命とか改革とか、そんな暑苦しくて、面倒くさいこと、誰も好き好んでやらないし、率先してなんてやらないから、井手口がやります(笑)

どうぞ、皆さんは、面倒くさくなく、面白いことだけで、存分に楽しんでくださいませ。

着物を着ると、体調が良くなる!気分がアガる!

着物の楽しさ、着物の快適さ、着物の面白さ、アンティーク着物独特の高揚感を、まだ知らない沢山の人に体験して頂いて、新しい扉を開いてほしいなぁと思います。

着物は苦しいものじゃない。
靴は苦しいものじゃない。

むしろ、真逆で、身に付けると気持ちが良くて、快適な道具なのよ!と声を大にして言いたい。


そして私が、この世から消滅してしまう前に1人でも多くの方に、「キモチイイ」を体験してほしいと思っています。

そして、一人でも多くの人へ、老後の不安を失くし、健康不安を解消し、笑顔で過ごしてほしいと思うのです。

ということで、
熱く熱く語りましたが、新しい企画を立てましたので発表です。

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温故知新・令和着物レッスン

「似合う!」を発掘して私の魅力を引き出すコーディネートレッスン
~アンティーク着物編~

それを着ていると、必ず褒められる服って、ありませんか?

一目惚れしたお気に入りの刺繍の真っ白なブラウス。
自分でも気に入っているペールグリーンのカシミアコート。

服以外でも、
・褒められるへアスタイル
・褒められるメイク
・褒められるファッション

それがまさに「あなたに似合っている」です。

井手口が褒められるスタイリングの一例。


「好き」と「似合う」って、お洒落の永遠のテーマですが、「好き」と「似合う」は、おんなじじゃありません。

自分の「好き」を貫くあまり「似合う」に盲目になることも多いです。

人は見た目が9割。
「初めまして」のファーストインプレッション(第一印象)が、相手に記憶されます。

「自分に似合うもの」を間違ってしまった場合、あなたを見ているお相手の方の目には(残念だなぁ)と映りますし、せっかくのお洒落が、台無しに。

それって、とても、もったいないことだと、思いませんか?



残念な人にならないためには、たった一つ。

「センスを磨くこと」です。


センスの良い人は、「好き」と「似合う」が合致しています。

センスの良い人は、自身のキャラクターを充分に把握しつつ、他人からどんな風に見られているかも理解し、なおかつ「好き」を貫き通しています。

同時に「魅せ方」も知っています。
  

素敵なあの人は、「自分に似合う」を熟知し、自分の魅力を自覚しているから、魅力的なのです。

全ての女性は美しくなる権利を持っている


ところで、

パリっ子、ミラノっ子、ニューヨークマダム、などの言葉に代表されるように、欧米には、個性的でお洒落な、センスの良い人が多いと思いませんか?
  

おばあさまから譲り受けた形見の指輪と母が大切にしていたドレスを纏いながらも、ルブタンのハイヒールに足を通し、今期流行のメイク&ヘアスタイルで魅せる。
   

そんな最新トレンドも取り入れつつ、古き佳きものも同時に大切に扱いながら、好きな物に囲まれ、快適な暮らしを味わっているように思えます。
 
  

品のある素敵なアンティーク雑貨や調度品



今の日本は、没・個性。

誰かが流行らせた画一的なファッションに身を包み、みんなおんなじ格好。そして、目立たない無難な色、地味な色、暗い色、黒や灰色ばかり…。 

  
  

そんな日本ですが、かつては、色彩に溢れた国でした。

諸外国は、美しの国・ジパングを求め、海を渡って来たのです。

アンティーク着物

着物は、まるで、歩く絵画。

四季折々の草花、時代を象徴する出来事、斬新な意匠・デザインは、作家さんが描くキャンバス。

彩豊かなアンティーク着物

アンティーク着物とは、明治~大正~昭和着物の呼称です。

かつてこれらを衣服として纏っていた日本人が確かに存在していましたし、色彩とセンスと溢れた時代がありました。
   

着物のスタイリングは、色×色、柄×柄。
無難に収めることができない多色の組み合わせ方は難易度が高く、コーディネートにお悩みの方も多いです。
  
  

ですが、その悩みを解消するために、着物屋さんへ相談に行くのは、ちょっと不安に感じる方が多いのも事実。

「試着した着物や帯を買う羽目になったりしないかしら…?」
とか、
「高価な着物を売りつけられたりしないかしら…?」
とか。
   
  

大丈夫です!
そんなご不安を、丸ごと解消しちゃいましょう!
    
   

アシタスタイルサロンには
「ここ、着物のお店ですか?!」な所蔵品がたくさんあります。

「いつか美しい着物を用いたイベントを開催しよう」と思い、15年ほどかけて、コツコツ集めてきた井手口私物のアンティーク着物&帯の数々です。

涼しげな夏の着物


  
ついに、時が来ました。

ようこそ!着物ワンダーランドへ!

アシタスタイルを通じて出会った皆様を、異次元のトキメキ空間へご案内いたします。

新しい世界の扉を開きに、どなた様もどうぞ気軽に、手ぶらで遊びに来てくださいね。

お待ちしております!

「似合う!」を発掘して私の魅力を引き出すコーディネートレッスン
~アンティーク着物編~


このレッスンは、参加した皆さん全員で代わりばんこに行う「リアル着せ替えごっこ」。

キャラクターの先入観がない初見で、互いに「似合う!」と感じた着物を相手に羽織ってもらい、自分がまだ知らないご自身の魅力をグングン引き出していくレッスンです。
 

「この色、自分では絶対に手に取らないけれど、見立ててもらうと似合うから不思議!自分の私物みたいにしっくり来ますね」

「洋服だと派手過ぎるけど、着物なら、ぜんぜん派手に感じないのね!むしろもっと派手でもいいくらい!」

「似合わない色味だから避けてたけれど、着物だったら似合うなんて、面白い発見です!」 
    
そんなレッスンのテーマは、「脱・ありきたりの自分」

鮮やかな色彩の海で溺れつつ、乙女心を満たしながら、「新しい私」を発見してみませんか??

「可愛いー!」「綺麗ー!」「素敵ー!」
ドキドキ!ワクワク!の中で美に囲まれて過ごす、トキメキの2時間は、瞬く間に終了すること請け合いです^^

井手口は、あくまでも趣味で着ている身ですので、お洒落で素敵な専門家の先生をお招きします。

講師:峰松文子(みねまつあやこ)
着物コンシェルジュ

とってもキュートな あやこ先生
講師プロフィール

「伝統とアートで令和着物」をコンセプトに、着付け&コーディネート、イベント企画&販売、さらに遺品整理など、着物に纏わるあらゆる場面で幅広く活躍中!

・1981年 福岡市県生まれ
・2005年 兄の勧めで観た「三大浮世絵師展」で、江戸の着物姿に心を射抜かれ「着物を自分のユニフォームにしよう!」と決意、同年、城崎温泉で旅館の仲居になる。楽しい仲居仕事の休日に訪れた、水墨画家KEIKO萬桂さんの展示会でアンティーク着物と運命の出会いを果たす。「これだ!アンティーク着物に携わる仕事で生きよう!」と上京を決断。
・2006年 上京資金を貯めるため、能登の加賀屋へ転職。
・2007年春 原宿の古着屋CHICAGOで勤務。
・2007年6月 表参道のアンティーク着物店/大江戸和子へ導かれるように就職、13年勤務。
・2020年 惜しまれながらも大江戸和子店舗閉店に伴い退職。
・2021年 着物コンシェルジュ本格始動☆

【講師より一言】
「着物はお洒落に楽しく!」をモットーに、様々なシーンでファッションとしての着物の楽しみ方をご提案します!

「似合う!」を発掘して私の魅力を引き出すコーディネートレッスン
~アンティーク着物編~

日時:2023年4月18日(火)11:00~13:00
場所:アシタスタイルサロン
   東京都杉並区梅里1-8-9プラムビレッジB221
料金:お一人5500円税込
   (当日現金でお支払いください)
定員:5名


◆「靴の着付け」誕生エピソードはこちらです
https://ashitastyle.com/kutsuno_kitsuke/