分かり合えない夫婦。家庭を会社に例えると分かりやすい
男と女は、分かり合えない存在です。
時に「異星人か??」と感じるほど、およそ、互いの解釈が異なります。
だからもういっそのこと違う人種だと割り切った方が良いですよ。
井手口です。
脳の仕組みが異なる男女間。
互いを理解するのは、それぞれにとっても、かなり、難儀な作業。
ということで…
家庭を会社に例えると分かりやすいので、例えてみようと思います。
お仕事をしていて自分の労働に対し対価が
伴わないと、会社辞めたくなりますよね?
専業で、
主婦業、主夫業に携わる皆様
正々堂々と胸を張り、こう言いましょう。
「パートナーと契約を交わした結果、
家事は私が担当することになった
業務です」と。
ミニマムな【家庭】という会社の中で
主婦は立派な仕事です。
でも、ちょっと、待って!
その業務、あなた、たったひとりで行うの?
作業量、多すぎやしませんか?
増してや
夫婦二人から、子が増えたら
その子は、ホヤホヤの新入社員。
業務が増えます。
新人に向けての新たな人材教育も行わなくてはなりません。
ほらほら、
以前とはちょっと状況が変わっていますよ。
ここでじっくり
夫婦間で、ミーティングをしませんか?
特に、多くの男性の皆様。
パートナーを奥に押し込み、都合よく「奥様」呼ばわりしていませんか?
ミーティングにあたり、
まずは
家庭内で生じるあらゆる業務を
一度全部、洗い出して、タイムテーブル組んでみてください。
そうすれば、あなたの奥様は
◎コミュニケーション能力が高く
◎マルチタスクを同時にこなせ
◎マネジメントに長けている
いかに有能な社員であるかが
明白に、ご理解頂けると思います。
そんな有能な社員、奥に押し込んでおくなんてもったいない!
人間関係の構築で、欠かしてならないのは
「相手が行っている業務を自分が100%行えるか?」
この想像力に尽きます。
家事労働には、対価が生じません。
自分の労力を社長に評価されて嬉しいように
家事へ勤しむ方へも同様に評価をしていただきたい。
家事というのは24時間365日無休の激務ですから。
「いつもありがとう。」
「あなたのおかげで我が社は健康経営ができています。」
「お疲れ様です!」
世帯主は、世帯の代表。
会社で社長は、代表取締役を務めますが
社長は、あくまでも代表であり、采配役です。
会社の業務が滞りなく進むのは、現場にいる社員の努力の賜物ですから。
当たり前になっていることを
当たり前に流すのではなく
あえて、取り立ててみて
当たり前ではない特別なことと考えてみれば
家事に従事する人は、
命の時間の大半を
家族のために費やす人生を選んだ
すごく「有難い」存在であると
感じることができます。
逆もまた、然り。
外へ出て働く時間を割き
自分の命と対価交換して稼ぐ側も
同じように
当たり前ではなく有難く思えますよね。
当たり前を問うてみる。
「そんなこと考えたこともなかった」
「言われてみれば、そうだよね」
想像する力で、さまざまな問題を改めて考え直す原点回帰となさってみてはいかがでしょう?
最後までお読みくださりありがとうございます。