太田恵里佳(理学療法士)

ソラリラ店主 太田恵里佳先生(理学療法士)

アシタスタイルへ足を運んだきっかけは?

PTとして患者様のリハビリに携わる一方で、私自身が外反母趾の悩みと左膝の痛み(前十字靭帯再建手術、半月板切除)を抱えていました。
解決の糸口を得たくて様々なセミナーを受講したり、自分でもテーピング法を用いたりと試しみるも、一時的には改善しますが長期継続できず、どうやっても対処法の域を脱しませんでした。

アシタスタイルのホームページを見つけた時「外反母趾を切らずに自分の力で解決する」と書いてあり、私が探し求めていた根本改善法はココだ!と直感しました。

得られた学びを教えてください

ひたすらに、実践、実感、実証、でした。
おかげで外反母趾は改善し、パンプスも問題なく履ける足に変わりましたし、なんと左膝は、アシタスタイルメソッドを実践しわずか半年で痛みが消失。「きっとこのままいけば20年後には人工関節だろうな…」PT業界では術後の膝の末路はそれが当たり前でしたので、驚きと感動の連続で、まさに「自分がやらなきゃ変えられない。自分の体は自分でしか治せない」行動力と自己治癒力の再認識でした。

体験談をお聞かせください

アカデミーで学んでいる途中に妊娠がわかったのですが、浮腫みも冷えも腰痛も一切なく、周囲の人からは妊娠していることにも気づかれないほど、歩ける動ける元気な妊婦でした。

出産時は「ほんとうに初産なの?!」と助産師さんに驚かれるほどの超スピード出産。初めての出産はほんとうに気持ちが良くて最高の体験で「また産みたい!」と思えました。

実は、この子の前に二度の流産を経験したのですが、今だからこそわかることがあります。当時を振り返るとあの頃の私のお腹には、せっかく授かった命を守り支える強い器がなかったのだろうなって。外反母趾や膝の不調は、身体が土台から歪んでいた証拠です。足裏アーチ不全は、地面からの衝撃を緩衝できず子宮へダイレクトに大きな揺れを伝えます。きっと赤ちゃんは不安だったろうな。怖い思いをさせてしまったな。ママがあなたを守ってあげられなかったね。と。

たくさんの涙も流しましたが、アシタスタイルのおかげで可愛い娘に会えました。そして、つい先週に第二子を出産したばかりです。3540gの元気な男の子は、陣痛から2時間、破水してから10分、娘の安産記録を更新する超!超!スピード出産でした。

これも、アシタスタイルでの足づくり体づくりの結果だと思っております。

学びはどのような方へどのように活用していますか?

アシタスタイルで得た情報と技術は、日々の生活と事業へ活かしています。
私のクライアント様は子ども連れのお母様が多いので、親御さんだけでなく、お子さんが歩き始めるところからの足へのアプローチで、発育指導には特に役立っています。

今後は、足元のケアの重要性を伝えていくためにデータを集めて体系立てし、さらに活かしていきたいです。足元のケアを妊娠中から取り組んだ方とそうでない方、歩き始めから取り組んだ子とそうでない子の比較で、すでに明らかな結果の違いが現れてきているからです。

「子どもは未来の大人です。子どもって、体こそ小さいけれど、ちゃんとわかっているからね。子ども扱いせずに、ひとりの人間として尊重し接すること。お嬢様をしっかりレディへ育ててくださいね。恵里佳さんが背中を見せるのよ。」
これは井手口先生から頂いた言葉で心に留めています。井手口先生がアシタスタイルを産んでくださったこと、先生のたくさんの経験と知識を方法化してくださったことに感謝しかありません。出会えて良かったと心から思います。

井手口先生は家族以上に本気で関わってくださいます。惜しげなく与えてくれる愛がとても深い方です。足への情熱と、志を貫き通す底知れぬパワーに感動しまくっています。先生はしばしば「恵里佳さん。アシタスタイルを体現してくださってありがとう。」と仰います。だから私は、先生が産み育んだ子ども=アシタスタイルを活かし、先生が叶えたくても叶えられなかった妊娠・出産・育児を実際の経験としてしっかり積み重ねて行きます。私の生き様と子どもたちの生き様で見せることがアシタスタイルを体現することで、それは同時に私にできる井手口先生への恩返しだと思うからです。

アシタスタイルを通しての様々な経験で体だけでなく心も強くなりました。
人との出遭い、知識や危険、家族との日々の生活、すべてが私の財産です。井手口先生、ありがとう!