痛みが増した整形外科のインソールの謎が解けた

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井手口先生。

実は私ね、
インソールを以前に作った事があります。

扁平足で、
毎日疲れ果ててヘトヘトだったので
何とかしたくて

数年前
テレビで紹介されていた整形外科へ
行ったことがあるんです。

その整形外科の先生は、
本も出版されていて
足の名医という噂でした。

その病院にも
困っている患者さんが押し寄せ
行列が出来ていました。

長いこと待って
ようやく予約が取れて、

そちらで

インソールを作ってもらったのですが、

使い始めたら

調子が良くなるどころか
ますます足の調子が悪くなって…

足の裏は痛くなるし

膝の痛みまで出てきて

扁平足は治るどころが酷くなっている感じ。

歩けば歩くほど、
どんどん身体がダルくなるんです。

私は直感的に

「これを使っていたら身体が壊れる!」

と判断して使うのを止めました。

だけど、
やっと見つけて
やっと予約が取れて
やっと作れたインソールが
ダメだった…。
え?どうしよう…

これからどうしたらいいの?

絶望した時に、アシタスタイルを見つけた。

溺れる者は藁をも掴む、状態!

今日、井手口先生のお話を聞いて

自分の身体でハッキリ理解しました。

あの時、
あの整形外科で作った、
あのインソールが

私の身体に何をしたのか?
私の足に何が起こっていたか?

足の裏が痛くなった理由も、
膝がますます痛くなった理由も、
歩いてダルくなっていた理由も、

全部がわかりました。

土踏まずって

その名のとおり「土踏まず」であって

土踏まずの部分に
当たるものがあってはならないんですよね。

インソールが当たっていては
足底の腱を痛めてしまう。

だから

土踏まずを持ち上げるんじゃない。

土踏まずの隙間を埋めるんじゃない。

足の裏をインソールで持ち上げるんじゃない。

自分の身体で

土踏まずを作らなきゃならない

って、ことなんですよね?

あの日からいろいろ調べ
いろいろ試して

でも、ずっと理由がわからなくて
ずっとモヤモヤしていたのですが

やっと、スッキリしました。

今日、
井手口先生の講座に来られて

ほんとうに良かったです。

あの時
あのインソールの使用を止めた

私の選択は間違っていなかった。

さっき、自分を最高に褒めました。

「インソールがアーチを作ってくれるんじゃない」

ってことですよね?

「私の土踏まずは、私が、自分で、作る」
ってことですよね?

それから、あのとき、

もう一つショックだったこと。

あの整形外科の先生から

「あなたの扁平足は一生治らない。

だから、

このインソールをずっと使ってください」

って言われて、

すごく落ち込みました。

それで、「え?一生使い続けるの??」

ビックリもしました。

だけど、

井手口先生の話を聞いて、

私の扁平足は、

私が、自分で治せるってわかりました。

本当に良かった。

ありがとう、先生。

足の裏が痛くて
いつもだるくて、
いうことを聞いてくれない自分の足が

もう切って捨ててしまいたいくらい

嫌でした。

だけど

私の足はこんなに頑張っていて

頑張らせていたのは私なのに

捨ててしまいたいなんて、

なんてひどいことをしていたんだろうって

思えました。

今は、足を愛しく感じます。

歩きたいのに歩けなかった私が、

今、すぐに歩きたくなっているのが

不思議で堪らないです!

これから、足づくりします。

自分の足で、自分の人生を歩きます。

先生、どうか

アシタスタイルを続けてくださいね。

私の扁平足が改善するまで

改善したその後も

どうか末永くご指導くださいね。

宜しくお願いいたします。

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井手口です。

コチラのお客様Yさまは講座へお越しになりました。

講座中、それはそれは熱心に、私の言葉ひとつひとつに頷きながら、私の話に耳を傾けてくださいました。上記のお話は、講座終了後、Y様のご希望で骨格誘導型3Dインソールを作成するためのコンサルティングの際に、直接私へ告げられたお話の内容です。

Y様のお話を伺いながら、さぞ不安な日々を過ごされただろうと想像したんです。

私は足の専門家として活動しておりますが医師ではありません。つまり、診断が出来る立場の人間ではありません。痛みや不調に苦しむ方は、助けてほしくて病院へ駆け込むと思うのですが、痛みが消えない、不調が消えない、ご本人が望む結果が出ない方法はやはり誤っていると思いますし、診断できる医師だからこそ寄り添う必要があると思いますし、ご本人様の気持ちをよそに身体だけを取り扱うことはあってはならないと思いますし、足だけを見て身体全体を見ないこともあってはならないと思うのです。

そこで作られたインソールも然り、インソールを装着していたEEEの靴も然り、アーチが無くなったY様の足で重い肉体を支え保つには、あまりにも装備が不十分に感じました。

私たちの身体は血が通っている生体ですし、足は、動かして使います。

歩くたびに形が変わる足を、一定の決まった型(インソールや靴)に収めることは決してできません。

インソールも、靴も、治療法も、続けても結果が出ない手段は、どんなに期間を延ばしてもやはり結果が出ません。痛みを伴うのであれば、なおさら、継続に意味を見出せません。

痛みは、言葉が話せない身体からの「声」だから。

体は賢く、シンプルで正直です。

痛みが増した整形外科のインソールの謎が解けたY様は、ご自分の中から発せられた「痛み=身体からの声」をキャッチし、違和感に気が付き、別の道を選択され、新しい道の歩き方(=アシタスタイルの方針)を十分に納得され次なるステップへ進むことを決められました。

靴やインソールが、足を良くしてくれているのではありません。身体が身体を良くしていくのです。靴も、インソールも、所詮は、身体の型を示すための道具に過ぎません。

世間にあふれるすべての道具は、「一長一短」であり、「これさえあればOK」なパーフェクトな道具など存在しません。そもそも私たちは「身体」というハイスペックな道具を持っていて、かつては道具などなくても暮らせていた動物の時代があるのですから。

アシタスタイルには、Y様のように「もう一生治らない」と医師に告げられた方が多くお越しになります。その宣告は井手口自身が過去に体験したものでもあります。

一生治らない。。。

一生治らない。。。

一生治らない。。。

その宣告は、まるで呪いのように、私を絶望感で満たしていきました。痛みに苛まれる日々が加わり、体調不良が加速し、絶望はますます膨らみました。そんな当時の私と同じように、医師の言葉によって絶望の淵に立たされた方が、一日も早く、一人でも多く、そこから戻って来れるよう、願っています。

あなたの身体を治すのは、あなたの身体ですよ

人生を、苦悩のどん底ではなく、悲しみの中ではなく、喜びや楽しみの中で過ごして欲しい。

今日も、願ってやみません。