歩き始めから7歳までのアーチ形成が健康体のカギを握ります。

井手口です。

今日のブログは、8/11に開催した
「足と靴で診る健康チェック」へ
ご参加くださった
二組の母子との会話の中で私が感じたことです。

 

 

◆Aさんの息子さん、Bくん・9歳。

左足(踵~足首まわり)の痛みを訴え、整形外科を受診、痛みは成長痛の一種との診断されました。同時に、側弯症の診断でこちらはリハビリ(理学療法士による)が始まります。
一度、息子もフットチェックを受けたいとかねてから思っていたので、このような機会を設けてくださりとても嬉しいです。

 

Aさんご自身は、講座再受講と個別ケア、スニーカーと3Dインソールで、ご自身の足づくり、また、Aさんのご両親お二人もシニアカウンセリングへお連れになり、家族ぐるみで足づくりに取り組まれています。

 

Bくんの、立ち姿・歩く様子を拝見しただけで、
Bくんの訴え通り、
特に、左足踵骨の傾きが確認でき
内足アーチが大きく下垂しています。

 

(これじゃぁ、足首、痛いよなぁ..)と思う。

 

Bくんに、骨格標本を見せながら、教える。

 

「Bくん、ここ、見てごらん。

ここの部分がね、ほんとうは空洞が正解。

なんだけど、
空洞は空洞だから、支えられないでしょう?

空洞を支えてくれるのは
Bくんの足裏の筋肉たちです。

足裏の筋肉たちが
Bくんを支えてくれていれば
Bくんの足は痛くないんだけど

いま、筋肉たちが働いていなくて
休んでしまってるのね。

『足の正解はここだよ』って
いうところに支えを作ってあげると、
痛みがピタッと止まるの、

試してみる?」

 

Bくん、大きく頷く。

 

サンプルの仮3Dインソールを、
Bくんのスニーカーに装着。

 

「どう?」

 

Bくんは
「痛かったところが痛くない♡」と
満面の笑顔!

 

「ね!そうそう、そうだよね!

今、Bくんの足の裏に、支えを入れています。

空洞部分には、体重と重力がかかるよね?

Bくんは、これからどんどん成長して
背が伸び、体重が増え、重くなっていきます。

Bくんの今の軽い体重のうちに
足裏を鍛えておいてあげないと、

ママみたいに大人になってから
大人の重い体重を支えながら
足裏を鍛えるのは大変なの、
わかるよね?」

 

Bくん、大きく頷く。

 

「自転車に初めて乗るとき、
補助輪をつけるでしょう?

いま、Bくんの身体を支えている
硬いインソールは、
その自転車の補助輪みたいなものです。

だんだん自転車の漕ぎ方に慣れてきたら

『よし!そろそろ、補助輪外そう!』って
二輪で自転車の練習するよね?

 

補助輪外したら、
コケないように一生懸命漕ぐでしょ?

小っちゃい子みたいに、ずっと
補助輪着けてたら恥ずかしいもんね(笑)

 

それとおんなじで、

いつかは、

その支えているインソールを
取り外すときが来ます。

 

支えを外すときは、
Bくんの足裏が強くなった時。

外したら、自分で
一生懸命歩いたり、走ったりして、
生きている間じゅう、

おじいちゃんになっても
動かさなきゃならないんだよ。

 

今のうちにやっておくと、
走っても、運動しても、
怪我しにくくなるからね ^^」

 

Bくんが履いてきた、
通学用だというスニーカーを拝見すると、
内側に倒れ込んだ舟状骨の形がくっきり
足クセとして刻まれていました。

靴の傷みも出ていたため、ママへその旨も伝え

・靴の選び方はOK
・サイズは現状でOK
・型崩れしていない靴への新調

筋力が付くまでは
アーチ高の高低差が大きく出るので

・新調した靴へインソール装着
・学校の上履きにもインソールを装着

先ずは、
Bくんの足に痛みが出ない状態に。
歩ける、動ける状態にすることを
ご提案しました。

 

◆Cさんの息子さんDくん・7歳

7/30に接骨院でフットプリントを採りました。そちらで靴の中に「足が内側へ倒れないように」とインソールを入れていただいたのですが、内股歩きがなかなか直らなくて気になるので、井手口さんに診ていただけないかと思い、申し込みます。

 

Cさんは定期的にスニーカーを買い替えながら、3Dインソールを装着、自分ペースで足づくりに取り組まれています。1歳になるお嬢さんの出産後ですが「育児で忙しいからスニーカーを履くだけですが、近頃、骨盤周りが締まってきて、お尻も上がってきたみたい♡」と嬉しそうに仰っていました。

 

Dくんの足を拝見したところ、

踵骨は真っ直ぐに立っている。
足のゆび着きも問題なく
ゆびの力強さもしっかりありました。

ただ、
アーチの形成が間に合っていない状態で
煽りの力が、弱い。

まだまだ体重も軽い7歳という年齢も加味し、
インソールの装着は、なしで

自分でゆびが使えるように鍛えさせたく
日常履きに「ゆび助」をご提案。

Dくんに「ゆび助」を試着してもらったら、
その場でぴょんぴょん飛び跳ねて

「学校に行くときも、
上履きも、ぜんぶこれにしたい♡」

との感想。

ママは、
「たびりら」がお気に召したようで

「私も家の中ではスリッパを脱いで、
これに変えます!
ゆびが使えるって気持ちいいですね♡」

親子揃って、気持ちイイね~♡と、笑顔。

 

Dくんには、
「こうやって履くと、かけっこ速くなるよ」
と、靴を着せ付けて、

自分でもやってみて、と促すと

小さな手で
一生懸命ベルトを引っ張り

靴を履いてまた、その場で
ぴょんぴょん飛び跳ねながら、
ケラケラと嬉しそうに笑いました。

 

 

 

私は医師免許もない無資格者ですが、
アシタスタイルに駆け込んでいらっしゃるのは、

結局、国家資格を携える人に診断されたけれど、納得できない、と仰る皆様方なんですね。

諦めきれないで、ずっと
「これだ!」を探し続けていらっしゃる。

 

この度の
二人のママに共通するのは

整形外科や接骨院で診てもらい、
先生から診断を受け、

「はい、現状はわかりました。」

でも

「じゃあ息子はどうしたらいいの?」
が知りたいし

じゃあ

「どうやったら、良くなるの?」
が知りたいんですよね。

 

先生からは、明確な改善方法を提示してもらえることなく
もやもやとしたまま、
疑問が残るまま。

決定打を見いだせない。

 

子どもたちの痛み、
母親が抱える悩みや憤り、

それは、かつての私がずっと抱えてきた痛み、悩み、憤り、そのものです。

 

自分でカラダの不調に気付いたのが10歳。
足の痛みで外科の先生から外反母趾を診断されたのが12歳。

 

歩きはじめから7歳までの年齢が、アーチ形成のカギを握っています。

その時期に、
どれだけ、足を機能させるか?

たくさんの運動をさせるか?
が、その後の健康、体調を、左右します。

 

初の試みでしたが、8/11「足と靴の健康チェック」イベント、開催してみてほんとうに良かったです。

 

この度の経験から見えてきたことがたくさんありました。

今後、私は私にしかできないことを、
私がやりたいことを、
ますます追求したい、と、強く感じました。

 

二人のママが教えてくれたこと。

「うちの子だけじゃなくて、こんな状態のこどもたちが多いんですよ。」

 

問題は、相当に、深刻です。

急がないと。。。

 

私なりの考えがまとまったら、またご報告します。